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蛇は人工餌も食べる? | マウス以外で与えてもいいもの

ごはん・餌やり

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コーンスネークやボールパイソンなどの蛇の餌といえばピンクマウスやアダルトマウスなどのネズミ類が定番だけど実はそれ以外も食べることがある。

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蛇の餌は基本マウス

蛇の餌といえば、ほとんどの飼い主が与えているであろう冷凍マウス。ハツカネズミだ。(ここでいう蛇とはうちで飼育しているコーンスネーク、シシバナヘビ、ボールパイソン、アオダイショウのこと)

蛇にマウスを与える一番の理由は、蛇にとって必要な栄養がマウスで補えること。なので彼らにはマウスを与えるのが一般的になっている。

冷凍状態なので長く保存できること、市場在庫が多く安定して与えられることも蛇の餌としてマウスが選ばれる理由の一つだ。

蛇は基本的には人工餌を食べない

マウスを主食としているペットは、残念ながらほぼ人工餌を食べない。(食べる蛇もいるがまだまだ少ない。)

食べないというか、そもそも蛇の人工餌はほとんど流通していないので与えることができない。

最近、ひげぺんぎんさんが蛇でも食べられるオールミックを開発したので今後流通が増える可能性はありそうだ。
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亀やレオパなら人工餌でも食べてくれるんだけどね、それが蛇人気がいまいち上がらない理由なのかもしれない。

餌を冷凍マウスにすることのデメリット

蛇の餌を冷凍マウスにすることに対していくつかのデメリットがある。今から飼育しようと考えている人にとってはハードルが高くなるかもしれないけど、逆にこれらを乗り越えられたら餌やりも楽しくなるのでぜひチェックしてほしい。

ハツカネズミ飼育経験者だと辛くなることも

ハツカネズミは学習能力が高く、人に懐く性質があるので、飼育したことがある人にとっては辛くなることもあるようだ。以前ドラマ「人間失格」で留加が飼育していたハツカネズミはとてもかわいかったな。最後「誠」と名付けられていた。。。

たまに、YouTubeなどで生きたネズミやハムスターなどを蛇と同じケージに入れて食べられるシーンをアップしてる人がいるけど、あれを見ると確かにちょっとつらい気持ちになる。

ちなみに、自分は過去にハムスターを3回飼育したことがあるが、蛇にネズミを与えることへの抵抗はほとんどない。(生餌じゃないというのも大きいと思う)

ベビーだったり拒食したりするとカットしなければいけない

生まれたばかりのベビーだとまだ口が小さく、ピンクマウスのSサイズでも半分にカットしなきゃいけない場合がある。そのときは、自分ではさみを入れないといけないので、これも抵抗がある人がいるかもしれない。

また、拒食をしたときもマウスの匂いを強く出すために首を切って蛇の鼻に近づけるという対策をとらなきゃいけないとこがある。自分も以前シシバナヘビが拒食したときに半分に切ったことがある(ベビーだったので縦半分にした)。

普通のはさみだと切れないことがあるので料理ばさみを購入しないといけないというのもデメリットかもしれない。

もし、料理ばさみを購入する際はできるだけ軽いもの、分解してしっかりと洗えるものをおすすめする。

冷凍庫のスペースが足りなくなる

うちは2人暮らしで普段から冷凍食品をそんなに食べないので困ることは少ないが、それでもやはり年末はおせちやらカニやら馬刺しやらが集結するので冷凍庫がパンパンになる。しかも、6匹も蛇がいるのでマウスの数も多い。

なので、大所帯だったり冷凍食品で引き出しがパンパンという人にとっては、マウスのスペースを確保するのが大変になる。あるいは、パートナーや同居人の理解が得られない場合には、「人が食べるものと同じ冷凍庫に入れないで」と怒られることもあるかもしれない。

もしスペースがあるなら小型の冷凍庫を購入するのもアリだ。

解凍時間が結構かかる

人工餌の場合、パウチなどから少量を出して与えればそれで終了だけど、マウスの場合はそうはいかない。ピンクマウスの解凍時間はそこまでかからず約15~20分ほど。これでも面倒と感じる人はいるかも。

マウスが大きくなるほど解凍時間は増え、アダルト大になると1時間以上かかる。電子レンジでチンすると火が通ってしまうので湯せんが基本。人工餌と比べるとやはりちょっと不便かなと思う。

時期によっては品薄になることがある

マウスは繁殖シーズンにはたくさん在庫があるけど、そうじゃないときはかなり品薄になる。時期で言うと秋から冬にかけて。なので、買えるときに買っておかないといけない。ただ、保管期間が長くなると味も落ちるのでグルメな個体の場合は気をつけなきゃいけない。

サイズで言うとすぐに販売できるピンクマウスよりも、時間をかけて育てなきゃいけないファジー以上が品薄になることが多い印象がある。

マウスを嫌がる蛇にはほかの餌を与える選択肢も

蛇用の人工餌はまだまだ少ないけど、マウス以外のものを餌として与えることができる。

鶉(うずら)

蛇が長い間拒食を続けているときに、ひな鶉(うずら)を与えると食べたということがよくある。蛇にとってはうずらの方が味が濃くておいしく感じているのかもしれない。

ただ、うずらの味を覚えてしまって、それ以降ネズミを全く食べなくなったという個体もいるので難しいところだ。

なので、うずらを与えるなら1~2回程度にしておくといい。次に、マウスを与えるときにはうずらの匂いを付けてやると比較的すんなり食べてくれることが多いのでおすすめ。

サーモンと鶏肉

意外と、サーモンや鶏肉、トカゲ、ヤモリなども個体によって食べることがある。もちろんどちらも生の状態で。

うちにはサーモン、ヤモリ、馬刺しを食べるコーンスネークがいる。

しかし、これも拒食が続いてやせ細ってしまった時の対策の一つ。

実は、サーモンや鶏肉は(うずらも)、マウスに比べると蛇にとっての栄養が格段に低く、ずっと与え続けるのは良くないからだ。

マウスは、内臓や骨が含まれていることから蛇たちにとって完全栄養食だといわれている。また、鳥類より哺乳類の方が栄養価が高いといわれているので、うずらよりマウスの方がおすすめ。

いつかは蛇用の人工餌ができる?

今のところ蛇用の人工餌が全国的に販売されるという噂はない。だけど、個人で開発、製造している人はいる。上でもご紹介したひげペンギンさんもその一人だ。

ただ、まだ販売店舗は1店舗のみで、公式販売サイトやAmazon、楽天などのネットショップでの取り扱いはない。

味や食感などもまだ改良中ということなので、今後もっと品質が上がって流通されるようになったらうちの子たちの餌として取り入れたいなと思っている。

1ヶ月にかかる蛇の餌代 >>

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