蛇の床材をペットシーツにするメリットデメリット | 潜るときの対策 | へびろぐ | ペットの蛇たちの飼育ブログ

蛇の床材をペットシーツにするメリットデメリット | 潜るときの対策

飼育環境

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蛇の床材にはヤシガラやウッドチップ、サンドなどたくさんあるけど、今回は一番よく使われるペットシーツのお話。メリットやデメリットについて書いていきたいと思う。

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蛇の床材をペットシーツにするメリット

蛇の床材をペットシーツにするメリット

蛇の床材として使うペットシーツにはとにかくたくさんのメリットがある。もし迷っているなら個人的にもおすすめしたい床材の一つだ。

交換がとにかく簡単

ペットシーツレギュラーサイズとラージサイズ

ペットシーツは吸水性が良く蛇の糞や尿酸もすぐに乾燥するので、掃除がとても楽ちん

糞を発見したら爬虫類用の消臭スプレーを噴射してくるくる丸めてビニール袋に入れてゴミ箱へポイ。フンの匂いが強いときは、ペットシーツを新聞紙で包むとだいぶ抑えられる。

毎回新品のペットシーツに替えるので菌などがわくこともなく衛生的なのもメリットの一つだ。

獣医さんにも割とペットシーツをすすめられることが多い。

フンが目立ちやすい

ペットシーツの色は白だったり薄い水色だったりなので、蛇が糞をすればこちらもすぐに気づくことができる。

床材が黒っぽいと糞に気づかず掃除が遅くなるか、あるいは、気づかないまま放置してしまうなんてこともあり得る。

あとは、糞の状態をチェックしやすいので「下痢気味だ」とか「尿酸が緑色だ」なんて言うのも発見が早くなる。

手に入りやすい

ペットシーツは犬猫も使用するものなので、スーパーや100円ショップなどでも販売されていることが多い。

なので、在庫がなくなってもすぐに調達することができる。小中大のサイズに合ったケージの販売もあるため、変に折り曲げたり1度に何枚も使用することがなく効率的だ。

価格が安い

ペットシーツは中サイズで8枚入り110円で販売されていることが多い。1枚当たりの値段は約14円。蛇が1ヶ月に8回糞をしたとすると1ヶ月かかるコストは112円なので割と安く済ませられる。

ネットショップなどでまとめ買いするればもっとコストを抑えることができる。(だいたい1枚当たり4~4.5円くらい)

ヤシガラやウッドチップは糞をした場所だけ取り除けはOKだけど、何回かに1回は全替えしなきゃいけないので長い目で見た場合、ペットシーツの方がコストは抑えられる。

誤飲が少ない

チップやシェイプを床材にした場合、食事の時などに粒が蛇の口に入り口内を傷つけることがある。その傷から細菌感染を起こし重病になってしまうことがある。

また、砂など粒が細かく舞い上がるものは呼吸器系の障害になることがある。

あらかじめ床材をペットシーツにしておけばそういった心配がないので安心できる。

蛇の床材をペットシーツにするデメリット

蛇の床材をペットシーツにするデメリット

蛇の床材をペットシーツにすることで生じるデメリットもいくつかある。

ペットシーツの下に潜る・そして出てこなくなる時の対策

ペットシーツの下に潜ったコーンスネーク

蛇の習性なのか、ペットシーツを敷くとほとんどの場合下に潜ってしまう。そして、そこで過ごすようになる。

いつも蛇の様子を観察したい飼い主からすると、ペットシーツと水入れだけがあるケージを毎日見続けるのはちょっと寂しかったりする。

あとは、ペットシーツの下で糞をされると掃除が面倒というデメリットもある。糞掃除のことを考えて敷いたペットシーツなのにこうなると意味がないよね(´ω`)トホホ…

ペットシーツの下に潜るのをやめさせるにはいくつか対策がある。

ペットシーツの下に潜るのを防ぐ対策

・シーツがずれないように岩や文鎮を置く
・養生テープでシーツを固定する
・(ウェット)シェルターや流木などを入れてほかに隠れる場所を作る
・シェルターの中に置き餌をしてそこがいい場所だと思い込ませる
・気分転換にケージを変える(サイズも)
・夜は電気の光がもれない部屋にケージを置く

個人的にはテープや重りで物理的に潜るのをやめさせるのではなくて、根本的に解決させるのがおすすめ。

無理に潜れないようにするとストレスが溜まって拒食することもあるので(´•_•; )

まれに誤飲することがある

ペットシーツはチップや砂のような粒の誤飲はないので安心だが、蛇のサイズが大きくなると(グリーンパイソンやカーペットパイソンなど)ペットシーツ自体を飲み込んでしまうことがあるので注意が必要だ。

餌のマウスと一緒に飲んだり、マウスの匂いに反応して飲み込みだしたりなど理由はいろいろとある。

うちにいるコーンスネークも以前、急にペットシーツの中央を噛みつき始めたことがあった。結局飲み込むことはなかったんだけど。

基本的にはコーンスネークやアオダイショウなどサイズの小さなナミヘビは誤飲はしないのでそこまで心配しなくても大丈夫だ。

万が一ペットシーツを飲み込んでしまっても時間が経てば排泄される。しかし、場合によっては外科手術が必要になることもある。

以前サイズの大きなシシバナヘビがペットシーツを丸ごと誤飲して数日後に全部糞と一緒に出したという話を聞いたことがある。今でも元気だがちょっとびっくり。

見た目があまりよくない

ケージのレイアウトをカッコよくしようとした場合、ペットシーツを使うと一気に自分のイメージが崩れることがある。

なんていえばいいのか、味気がないというか、生活感が伝わりすぎるというか。

流木や岩や植物がきれいにレイアウトされている中、床材がペットシーツだとなんとなく違和感を感じる人もいるかなと思う。

低温やけどをすることがある

アオダイショウのお腹

蛇は暖かいところが好きなので、冬はパネルヒータの上でじっとすることが多い。

ウッドシェイプなど厚めに敷いておけば特に問題ないんだけど、ペットシーツだと熱がダイレクトに伝わるので、そのせいでまれに蛇が低温やけどをすることがある。

脱皮前でもないのにお腹が赤い状況が続けば低温やけどを起こしている可能性がある。

蛇にはペットシーツがおすすめだけどきれいに保てるならウッドチップもあり

蛇にはペットシーツがおすすめ

個人的には掃除が楽で衛生的なペットシーツをおすすめするが、きれいに保てるならウッドチップでも問題はない。

ウッドチップは見た目がいいという点以外にも、適正な温度や湿度を保ちやすいというメリットもあるので。

ただ、シシバナヘビのように潜る習性がある蛇は、糞をした後も畑を耕すようにあっちこっちいくのであまりおすすめできないかな。ケージ全体に糞&尿酸が行きわたるので、かなりの頻度で全替えしなきゃいけない。

てか、そんなのはうちのジンだけかな。。。

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