シシバナヘビのベビーの餌やり | 拒食体質に苦労した話 | へびろぐ | ペットの蛇たちの飼育ブログ

シシバナヘビのベビーの餌やり | 拒食体質に苦労した話

ごはん・餌やり

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先月、ついに念願のシシバナヘビをお迎えした。種類は、いちばん国内流通量の多いセイブシシバナヘビ。お店には、いろんな種類のシシバナさんがたくさんいたけど、値段や見た目などから考えてアルビノに決めた。

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シシバナベビーはホームセンターにたくさんいた

シシバナヘビは以前からずっとほしくていろいろと探してたんだけど、どこに行っても見つからずとても苦労した。お店の人に聞いても「もう1年くらい入ってないですね」と言われ続け、諦めかけた頃たまたま今回購入したお店のブログを発見。

とあるホームセンターなんだけど、なんと10匹近くのシシバナさんが販売されていた。都内ばかり探してたのでまさに灯台下暗しだったε٩( ˙◊˙ )۶з

シシバナヘビは体も小さいし、以前はかなり販売数も多かったのでコーンスネークと同じくらいの値段かなと思っていたらそうではなかった。

ノーマルでも3万円超え。以前はもうちょっと安かったような気がするけどなぁ。円安のせいかな~。今回お迎えを決めたのはアルビノのオスでは59,000円。すべてのモルフでオスよりメスの方が数千円高かった。

シシバナヘビの名前はジンくん

今回新たにお迎えしたシシバナヘビにはジンくんと名付けた。今うちにいるのが、蘭、新、哀、零、秀なので、同じ流れでの命名だ。みんなは普段「蘭ちゃん」とか「新ちゃん」とか呼んでるけど、ジンをちゃん付するのは気が引けるので「くん」付け呼ぶことにした。

アルビノのオスで体重は15gくらい。うちに来たばかりの頃は10gなかったので少しずつだけど、成長している。性格は活発だけどおっとりしている。身体に触れても逃げたりすることはない。あまり喜んでもいないけれど。

シェルターにこもりっぱなしにならないっていうのも、コーンスネークやアオダイショウとちょっと違うところだ。

ちなみに「名探偵コナン」に登場するジンというのは黒の組織の幹部で、コナン君にAPTX4869を飲ませた張本人でもある。性格は冷静で鋭い洞察力をもち、組織の敵とみなしたものは容赦なく消していく。(コナン君との直接対決ではいつも失敗しているが・・・)愛車はポルシェ356A。

ジン

あまり似てないけど、イメージで言うとこんな感じかな。

シシバナヘビのベビーの餌やり頻度

ジンはまだベビーなので、餌やりの頻度は多い。年齢は3ヶ月くらい。ピンクマウスSを3~5日に3匹与えている。ただ、食べたら翌日か翌々日には糞をしてケージ中をウロウロするので、今の量では足りないのかもしれない。

餌を近くにもっていくとすぐに気づき一心不乱に飲み込んでいる。ピンクマウスのSサイズは最初に20匹購入したので、これがなくなったら次はMサイズにする予定だ。

成長期だしご飯を欲しがるだけあげてもいいんだけど、太りすぎるとシンみたいに痛風になる可能性もあるので、やや慎重にやっている。

蛇の餌やり頻度は「コーンスネークにあげる餌の量と頻度の目安」でも書いているが、シシバナヘビの場合は、ピンクマウスの部分を参考にしていただければと思う。

シシバナヘビの餌やりの頻度はコーンスネークと同じかそれより少し多いくらいがベストだ。

シシバナヘビのベビーが拒食したときの対処法

拒食中のシシバナヘビのベビー

実は、ジンはお迎えしてから10日ほど全く餌を食べなかった。お迎え3日目にピンマを与えると嫌がるそぶりは見せないんだけど、ずっとキスしたままぼーっとしている状態( ̄▽ ̄;)

そのときは「まだ環境に慣れてないかもしれないから仕方ないか」ってくらいだったんだけど、5日経っても1週間たっても状況は変わらずで。。ピンクマウスを縦半分に切ってあげたりもしたんだけども。。。

人によっては「1週間食べないくらい平気だよ」って考えるかもだけど、心配性の自分としてはいてもたってもいられなくて。。

「まだベビーだから体力が持たないかも」とか「他の子は3日目で食べたのに」とか、「店員さん勘違いして餌付けしてないんじゃないか」とか(店員さんごめんなさい)いろいろ考えすぎていた。

そして、お迎えしてから8日目か9日目に餌を変えることを決断した。

マウスを拒食したらまずはサーモン

以前から、YouTubeやSNSなどで「シシバナはサーモンが大好き」という話を聞いていたので、サーモンを試しにあげてみた。目の前でぶらぶらしてもダメだったので、鼻にくっつけてみるとやっと口を開いてくれた!

実は、「ジン君は何かの理由で上あごと下あごがくっついてしまっていて、口を開けることができないんじゃないか」とまで心配していたので、食べてくれたときはとても安心した(笑)

とりあえず食べることに慣れてほしかったので、それから2回はサーモンのみの食事で済ませた。

サーモンを食べたら次はピンマへの匂い付け

このままサーモン生活というのもナシではないけど、やはり最終的には栄養価の高いピンクマウスを与えたいので、ピンクマウスにサーモンの匂いをつける方法へと変えた。

SNSではピンクマウスのサーモン巻きというレシピも見かけたが、体重10gのジンにはさすがに大きかったので、直接匂いをつけるやり方にした。

できるだけべったりとつけたかったので、サーモンを粗みじん切りにしてピンクマウスと同じ袋に入れ湯せんした。完成後、匂いを確認しようとも思ったが、ネズミの匂いが苦手なのでやめたヾ(^-^;)

ちゃんとピンマにサーモンの匂いがついたかはわからなかったけど、ジンの鼻先に近づけたら今まで通り食べてくれた。問題はなかったようだ。

調子がいいときはピンクマウスだけで食べてくれている

サーモンの匂い付けのピンマを数回与えた後、ピンクマウスだけへと切り替え。何事もなく今まで通りパクっと食べた。

最初全く口を開こうとしなかったのがウソのように食欲旺盛になり、3つ目をあげてもまだ足りないような顔をすることも。サーモンからピンマへの切り替えがうまくいってよかった。

自分的にも3~4日に1度サーモン丼だったので、それから解放されたのは喜ばしかった(笑)あ、そうそう、スーパーや売られている商品によっては、塩味が強いものがあるので、もし食べないシシバナにサーモンをと考えている方がいたら事前に味見をすることをおすすめする。

いずれジン君の空腹のサインも見極められるようになればいいな。

シシバナが拒食したときにとれるその他の対策

餌を変える以外にもシシバナヘビが拒食したときに効果的な対策法がある。どれもすぐにできることなので、なかなかご飯を食べないときにはぜひ試してみてほしい。

シシバナヘビが拒食したときの対処法

・部屋の温度を上げる
・ホットポイントを作る
・餌を温める
・餌を1サイズ小さくする
・ピンセットを変える
・置き餌にする
・シェルターを設置する
・餌の仕入れ先を変える
・ケージを狭くする
・給餌の間隔を空ける

詳しくは「蛇が餌を食べない10の原因と対策法」でまとめているので、気になる方はぜひ参考にしていただければと思う。

もし、なにをやっても食べず、2ヶ月以上拒食期間が続いたら獣医に相談することをおすすめする。できれば爬虫類に詳しい医師がいる病院がいい。

現在のシシバナヘビの様子

最初にこのブログを書いてから約1年。ジンも1歳半くらいになる。拒食体質は相変わらずで、いまでも月に1~2回ほどしか食べない。体重も平均よりだいぶ軽くなっている。

その間の脱皮は3回。この3回の脱皮をして気づいたことがある。ジンは脱皮直後はモリモリ食べるが時間が経つとともにだんだんと食欲がなくなっている。

普段は子どものヤモリをたまに1匹食べるだけでそこから2~3週間拒食。そのせいで脱皮は半年に1回。がしかし、脱皮をした直後はマウス大好き体質に変わりそこから1ヶ月はピンマLを2個づつしっかり食べてくれるようになる。

今はサーモンは食べなくなったかな。気分なのか何なのかいまだによくわかってないけど、毎日せわしく動き回っているのでそこまで心配はしてないけど、もうちょっと大きくなってほしいかなと思っている。

シシバナヘビは餌を食べるときに威嚇しがち

威嚇しているシシバナヘビ

シシバナヘビの得意技でもある威嚇食い。うちのジンもややその傾向にある。何もないときはおとなしく食べているんだけど(上の写真はジンではない)。

この前、食事中に倒れた湿度計を元に戻そうとしたら「シューッ!!」と鼻息を立てられてしまった。それ以外でもケージの前を人が通っただけで怒るときがある。

なんだか実家にいる柴犬のコロのようだ。自分の餌を誰かに横取りされると思っているのか。。。なので、食事中はできるだけこちらもおとなしくするようにしている。

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