ボールパイソンはどんな性格?寿命は? | へびろぐ | ペットの蛇たちの飼育ブログ

ボールパイソンはどんな性格?寿命は?

特徴・性格・性質

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少し前にコーンスネークの特徴について記事を書いたけど、今回はボールパイソンのお話。

どちらもペット蛇として大人気の品種。しかし、見た目の他にも違いがたくさんあるので紹介したいと思う。

ちなみに飼育するうえでの比較は「コーンスネークとボールパイソン飼育するならどっち?」の記事にまとめているので飼育を迷っている人はぜひチェックしていただければと思う。

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ボールパイソンの原産国(生産地)

ボールパイソンの原産国はアフリカ大陸の西部から中央にかけて。ちょうど赤道に沿って西端からナイル川あたりの温かいところに生息している。

また今回も手作り地図でざっくりと生息範囲に色を付けてみた。国をまたいでかなり広い範囲で生息していることが分かる。

ボールパイソンの原産国

熱帯性気候で年間を通して高温多湿。雨季(4~10月頃)と乾季(11~3月頃)の2つの季節があり、気温は年間を通して21~35℃くらい。

ボールパイソンの見た目

ボールパイソンの特徴

ボールパイソンは全長110~150cmほど。長いものだと最大で200センチメートルのものが記録されている。体重は1,500~2,000g。オスよりメスの方が大きい個体が多い

コーンスネークやアオダイショウなどのナミヘビに比べると体長は短く太いため、ムチムチしている印象を受ける。

ボールパイソンはボールニシキヘビともいわれ、ニシキヘビというくくりの中では比較的小さい蛇だ。

今は配色が進んでいろんな色や模様(モルフ)が出てるけど、基本的にはダークブラウンから黒に近いような色でその中に黄色が入っている。

これは、ボールパイソンの生息地でもあるサバンナの環境の色に近いものでありカモフラージュの効果があるようだ。

幼体の方が黄みが強く大人になるにつれてベージュ色に近づく。うちのバナナ(モルフの一種)もお迎えしたころより黄みが弱くなっている。

からだが太いのに比例して顔もやや大きく、口の上部には穴が開いているように見えるピットという器官がある。このピット器官で動物の熱を感じ獲物を捉えている

ボールパイソンのピット器官

ボールパイソンの生態

ボールパイソンの生態

ボールパイソンは基本的には夜行性で日中はげっ歯類が掘った穴やあり塚のような暗くて狭い場所で休んでいる

夜になるとこの穴の入口で待ち伏せて獲物が通るのを待ち、捕食する。

メスは地上で生活することが多いが、オスは樹上性の個体が多いとされている。うちのバナナ(オス)も突っ張り棒の上で遊んだり休憩することがよくある。

ボールパイソンの性格

ボールパイソンの性格

ボールパイソンは模様が黒と茶色交じりでいかにも蛇っぽく、からだも日本の蛇より太く大きいため恐怖を感じる人もいるが、実はとてもおとなしい蛇だ。

意外にも臆病でボールパイソンというのも、触れるとすぐに怖がってボールのように丸くなるためつけられている。

動きもとてもゆっくりであるためハンドリングもしやすくコーンスネークと並んで人気のペット蛇として知られている。

ただし、歯は鋭く餌のマウスを捕獲するときのスピードはかなり速いため、餌やりには注意が必要だ

ボールパイソンの寿命

ボールパイソンの寿命

ボールパイソンの寿命は一般的に10~30年で、長いものだと40歳まで生きたという報告もある

10~30年、、、ざっくりしすぎてるなぁ。。

でも、もし40年生きるとすると自分の年齢も考えなきゃいけないので、ボールを飼育するなら50歳までにしといた方がいいのかなとも思ったり。

ちなみに自分のへび友達の中で一番年をとっているボールは18歳。今でも元気に暮らしている。

その他、聞いてみると14~15歳も結構いた。なので、犬や猫と同じかそれ以上に長生きすると考えていた方がよさそうだ。

最後にコーンスネークとボールパイソンの特徴を表にしてまとめた。データはすべて飼育下のものになる。

野生下だと体調や体重は低くなり、寿命も短くなる。性格も荒っぽい個体が増える。

コーンスネークボールパイソン
原産国アメリカ東部アフリカ西部~中央
体長90~120cm110~150cm
体重700~1000g1,500~2,000g
生態夜行・樹上・地表性夜行・樹上・地表性
性格温和臆病
寿命12~13年10~30年
特徴比較
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