パンテオンとグラステラリウムのメリットデメリット比較 | 蛇用ケージ | へびろぐ | ペットの蛇たちの飼育ブログ

パンテオンとグラステラリウムのメリットデメリット比較 | 蛇用ケージ

飼育環境

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うちでは今パンテオンとグラステラリウムというケージを1つずつ使用している。どちらも有名どころの商品なので蛇飼育者なら一度は聞いたことがあるかもしれない。

今回はこのパンテオンとグラステラリウムのメリット、デメリット、個人的な感想など話していきたい。

ちなみにここでは蛇飼育についてのみの感想なのでご了承を。

蛇の飼育については別の記事でまとめている。

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パンテオンのメリットデメリット

パンテオンのメリットデメリット

まずはパンテオンから。パンテオンは約20種類のサイズ展開がある組み立て式のペット用飼育ケージだ。

パンテオンのメリット

・デザインがすっきりしている(基本スライドドア)
・組み立て式なので収納しやすい

デザインがすっきりしている

パンテオンは白を基調としたデザインが多くシンプルなので、部屋のインテリアを気にせず置くことができる。

可愛くしたいとかスタイリッシュにしたいとか、自分の趣味に合わせてデザインを変えることができるのもメリットだ。

前ドアはスライド式なので中が見やすく、蛇のあくびの瞬間などシャッターチャンスを逃しにくい。

組み立て式で収納しやすい

パンテオンは組み立て式であるため、もしケージを使わなくなった場合、分解すればコンパクトに収納できる。

マンションやアパートだと収納スペースが狭いところが多いので場所をとらないのは助かる。

パンテオンのデメリット

・組み立てが面倒
・スライドドアで飼育しにくい
・音がカタカタと鳴ることがある

組み立てが面倒

パンテオンは分解された状態で配送されるので、使用するには自分で組み立てる必要がある。

自分の場合、小さいものだとそんなに不器用になることなくスムーズにできるんだけど、大きくなるとそうはいかない。(ガラス1枚でも結構重い)

口コミなどを見ると「15分で簡単に組み立てられました」という人を見るが、自分は1時間くらいかかってしまった。普段の筋トレが足りないな。。。

スライドドアで飼育しにくい

パンテオンは、扉を横にスライドさせて開閉するタイプなので、糞をしたときのシーツ交換などがやや面倒。

右端の糞を掃除した後、左端に水入れを設置してあげたいとなると、いちいちドアをスライドさせないといけない。

あと、脱走防止のため鍵がついているんだけど、この開け閉めもちょっと面倒。数秒のことなんだけど毎日となるとね。。

パンテオンにはパンテオンカノンといってダブルドアタイプのものもあるので、スライドドアが苦手な人はこちらをおすすめする。

音がカタカタと鳴ることがある

特に、ケージを床に直接置いておくと、たまにガラスがカタカタ鳴ることがある。組み立て式なので仕方ないことかもしれないけど、気になる人はいるんじゃないかな。

(というか、カタカタはヘビちゃんも気にしているのかも。。。)

今は、床から少し離して置いているのでほとんどカタカタ音は聞かなくなったけど、、、あれって原因はいったい何だろう。

地震が起きたとき、風が強い日、近所で工事している日になるのは理解できるけど、たまに一人で心霊現象特集の動画を見ているときに鳴りだしたりするからちょっと怖い(;°-°;)))

グラステラリウムのメリットデメリット

グラステラリウムのメリットデメリット

グラステラリウムは約15種類のサイズから選べる頑丈なつくりのペット用ゲージだ。パンテオンと違い組み立て式ではない。

グラステラリウムのメリット

・組み立てる必要がないので楽ちん
・ダブルドア(観音開き)で飼育が楽
・爬虫類の雰囲気を出してくれる

組み立てる必要がない

グラステラリウムを購入していちばんよかったのが到着後即使用可能というところ。パンテオンの組み立ては自分的に苦痛だったので(笑)、とても感動した。

ダブルドアで飼育が楽

これはパンテオンの時にも書いたけど、ダブルドアだと開放したときケージの前方すべて開くので、掃除がしやすい。

掃除だけではなく、大きい蛇を持ち上げるときにも手がガラスにぶつかるようなことがないので安心できる。

爬虫類の雰囲気を出してくれる

グラステラリウムは黒を基調としたケージで、後方には岩場がデザインされている。中に蛇を入れるとこちらが何も手を加えなくても一瞬で「岩場にいるゴツい爬虫類」を演出してくれる。

鍵はカチッとレバーを横にするだけなので一瞬で終わる。

グラステラリウムのデメリット

・岩場の裏に隠れる
・ダブルドアを開放した隙間に挟まる
・価格が高い

岩場の裏に隠れる

グラステラリウムの裏に隠れるアオダイショウ

これは、実際にアオダイショウを入れてみて気づいたんだけど、とにかく彼は背後にある岩場が気になって仕方なかったようだ。

グラステラリウムの岩場に隠れるアオダイショウ

鼻でつついて隙間を空けて裏にこもってしまうという日々が続いた。裏に入られるといろいろ面倒なので、結局岩場は取り外すことにした。

ダブルドアを開放した隙間に挟まる

ダブルドアは開放すると3センチくらいの隙間ができる。脱走好きですばしっこいアオダイショウがここに入るとかなり厄介だ。

グラステラリウムの隙間

いったん顔を入れてしまうと引っ張って戻そうとしても絶対に戻らない。かといってここを抜けてもらおうにもからだの太さが4センチなのでかなり厳しい。

からだが抜けなくなるとレイもパニックになるので、こちらも慌てる・・・みたいな。そのときは上半身を再び同じ隙間に入れるということで何とか対応してたけど。

ある日、レイが突っ張り棒で休憩してる間に水替えをして扉を閉めようとしたとき、なぜか閉まらず「おかしいなぁ」と開閉を繰り返したらビクっとなってすごい速さで尻尾をパチッとやられた。(説明が難しいんだけど)

どうやら体が挟まっていたようで「やめろ~!!」という動きだったみたい。そのときは申し訳ない気持ちでいっぱいだったけど、それ以降はこの隙間を避けるようになったので結果的には良かったのかもしれない。

価格が高い

グラステラリウムはパンテオンと比べると価格が少し高くなる。同じくらいのサイズで比較すると・・・

サイズパンテオンパンテオンカノングラステラリウム
45×3010,000円13,000円
60×4517,000円20,000円23,000円
90×4527,000円28,000円32,000円
ネットショップの平均価格比較

グラステラリウムはパンテオンより約3,000~6,000円ほど価格が高い。

見た目ならパンテオン利便性ならグラステラリウム

パンテオンとグラステラリウムどちらとも使ってみて思ったのは、デザインで選ぶならパンテオン、楽に飼育したいならグラステラリウムとう感じ。

しかしながら、どちらか一つ選べとなると、自分的にはグラステラリウムかな。

うちは床とか壁とか家具とか白っぽいものが多いので、それに合わせて白いケージが良いなと思ってたんだけど、実際使い始めるとやっぱ楽が一番だなって考えに変わった(笑)

組み立てナシ、掃除が楽、鍵の開閉が楽というのはいいね(。•ω- 。)♡

グラステラリウムには折りたたみ式もあるので収納が気になる人にはこちらがおすすめ。

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